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Kami-Robo©2003-2014 Tomohiro Yasui / butterfly・stroke inc. All rights Reserved.
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マドロネックキング 会見

続いてマドロネックキング。

30周年ということで… ずいぶん歳とってしまったな…

最初はリングなんか無くって、畳の上で試合してたんだよ。
その後はマンガ雑誌の上とか、バームクーヘンの箱の上とか…

立派なリングの上で試合ができるようになった時は
本当に嬉しかったよ。

その後、リングでの試合から遠ざかってからは
旅先で… 丸太の一本橋の上とか、雪原とか、海とか…

いろんな所で、いろんな相手と戦ってきたよ。

"清濁併せ呑む"なんて言葉があるけど、
オレなんて"清"か"濁"かで言うならば"濁"ばかりだったよ。

だからオレは変わらない。ブレないよ、オレは。

明日の試合でもそういうものを… 
オレだけが経験してきたオレだけの境地…

格の違いをコイツらにぶつけてやりますよ」

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バードマン 会見

続いてバードマン。
マイクを持ってしばらくの沈黙。そして静かに語り出す。

…久々に復帰したマドロネックファイターは
現役の選手に勝てなくても仕方がないから
最後はファイターが負けるんだろうな、
ファイターは今大会のホスト役でもあるわけだから一肌脱ぐのだろう、
そうすれば誰も傷つかないだろうし…

バードマンとマドロネックサンも仲直りできて良かったね、
全体的に丸くおさまりましたね…

…とか!! オイ!!!

そういう生ぬるい試合を続ける限り
カミロボプロレス界に未来なんて来ないだろうよ!

そこの黄色い人だってそんな結末は求めてないだろうし、
とことんやってやりますよ! 

失うものなんて、もともと何もないんだから!

ま、見といて下さい!」

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マドロネックサン 会見

そして最後にマドロネックサン。

…まぁ、噛み合わないだろうな。
…噛み合う事を望まないでくれ。

何度やっても同じ事だ。噛み合うことはない。
負けることはあり得ない。

俺は認めない。だから噛み合わない。負ける事はあり得ない。以上だ」

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試合当日

異様な緊張感に包まれた記者会見から一夜明け、試合当日。

会場は超満員大入り札止め。

さて、このままの勢いで
いきなりメインイベントに突入するのも良いのだけど、
せっかくなのでこの日に行われたセミファイナルまでの13試合を
1試合1画像で一気にご紹介させていただきます。

カタカナの情報が多すぎてワケが分からないとは思いますが、
自分の中では出し惜しみする事なく
30周年を記念して特別に組んだ試合ばかりです…。

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第1試合 新旧大空中戦対決! 10人タッグマッチ

  エル・チャイナック VS グラン・ブルーフィッシュ
フラッシュキャット ザ・ゾー  
  アストロン エル・メヒコ  
  イクラッチ マタドール・デ・オロ  
  トライアングラー 魔サンダー  

オープニングマッチは空中戦を得意とする選手たちによる対戦!

若手チームは、メキシコ系団体の「アレナ・カミロボ」の
メンバーを中心としつつ、新マドロネック軍からトライアングラーが合流。

対するベテランチームはかつてバードマンが立ち上げた団体の
同窓会的メンバーが集結。

特にザ・ゾーは感慨深いだろうな。

10人の選手が縦横無尽に飛び跳ねた試合は
ブルーフィッシュがフラッシュキャットを固めて決着。

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第2試合  兄弟VS兄弟!  血縁タッグマッチ

  レザーX VS カリフラー
アタッカー ブロンコリー  

カミロボプロレス界に存在する二組の兄第によるタッグマッチ。

ガチガチの格闘技スタイルの"狂犬"アタッカーが
イロモノ兄弟のカリフラー組に対して
どういうスタンスを取るのかが懸念されたが、
兄のレザーXがうまく試合をコントロールし、
最後は弟のアタッカーをアシスト。

アタッカーも大人になったな。

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第3試合  90' S スーパースター対決! 豪華14人タッグマッチ

  ファイヤーバード VS グレートゴースト  
  カラテマン サンダーファイヤー  
シルバードラゴン スーパーパワー
  Bボンバー ブラックレイン  
  グレート・サムライ スペル・鉛  
  サイクロンバード ザ・シベリア  
  ハヤテ サバンナ  

90年代前半に活躍した選手による14人タッグマッチ。

全団体参加のオールスター戦だと、
選手をたくさん出場させなければならなくなって
こういう試合も含まれてくるのだけど…
やっぱりこういう試合に組み込まれてしまうのは
辛いものがあるのかなぁ…。

両チームはマドロネック系とインディー出身系にきれいに分かれていて、
試合のテーマがぼやけることはないのだけど、
観客には「誰が敵だか味方だか分かんねえよ」とか
言われてしまうんだろうな…。

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第4試合  タワーVS巨人軍団! 8人タッグマッチ

  ブレーメン1号 VS キングコングモアイ  
  ブレーメン2号 ビッグジャイアント  
  ブレーメン3号 ジャイアント・サボンテ
ブレーメン4号 ジャイアックス  

四人の巨人レスラーが夢のスペシャルチームを結成し、
ロバ、イヌ、ネコ、ニワトリの4人兄弟、ブレーメン軍団と対決!

お馴染みのブレーメンタワーの状態になり
身長を伸ばしたブレーメンは、
その状態のまま四人の巨人を蹴散らす!

試合数が多い興行では、こういう試合も重要だな。

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第5試合 カミロボ総合格闘技対決

●ダークファイヤー   VS    Uボーイ◯

カミロボ総合格闘技界の大物ダークファイヤーと
地下プロレス最強の男UボーイによるMMA(総合格闘技)対決。

注目の試合は観客の期待を裏切り、
開始早々ダークファイヤーがUボーイのヒザ蹴りをくらいダウン。
そのままあっけなくKO負け。

かつてカミロボプロレス界を震撼させたあのダークファイヤーも
もう落ち目かと思わせるほどのお粗末な試合内容にファンも幻滅。

異素材軍団のシルバーギンガーとの道場マッチに敗北して以降、
心が折れてしまったかのように精彩を欠くダークファイヤーは
ここからどう巻き返しを図るのか…。

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