元祖vs本家のマドロネック闘争のころ、マドロネックサンが獲得したレスラー。毎日の激しいシゴキの中で失神寸前になりながらも髪型を気にする反骨精神（ロック）で生きる。電次郎やトライアングラーら同門１期生のなかでも早くから頭角を現し、サンが暴行容疑で不在となった頃の新マドロネック軍を背負ったこともある。他団体が攻め入るなか伝統の「ライオンのベルト」を守りぬいたものの、サン復帰にあたり過大なプレッシャーから開放され精神は弛緩したままに。あの人を越えられるのか……彼の自問は続く。