先日、お世話になっているバタフライ・ストロークの
デザイナーの方から連絡がありました。
「アイコンを増やす事になって
デザインしてるんですけど、
“レフェリー”って上の四角いところが
顔なんですか?」
「あ、そうですけど、レフェリーか…
んー…どうしようかな」
「はい?」
同じ頃、カミロボお便りコーナーにも
あのレフェリーの事が
書かれているのを見ました。
レフェリーか…
んー… 何ていうのかなぁ。
なんか、自分の中では微妙にヤツの事を
レフェリーと言い切れないものが…
「名称不明 獣型」と同じく、
そこは適当に流してほしいのに、
変に目立ってしまうから
「これは何?」となって、
その都度オチのない説明をしなければならなくなる厄介な存在。
ということで噛ませ犬「レフェリー」です。
レフェリーはカミロボプロレスを始めた小学生の頃に作ったカミロボです。
作った動機は、
「レフェリーが暴行されております!これは反則です!反則負けです!」
みたいなシーンを再現したかった、という感じだったと思います。
そういう意味では「パイプイス」や「マイク」みたいに、
小道具の一つとしての
ニュアンスが強かったと思います。
試合を裁くためという本来の目的より、悪役レスラーに暴行されるために
リングに上がるという波瀾のデビュー。
しかし、レスラー2体とレフェリー1体を
同時に動かす事の煩わしさに気付くのに
時間はかからず、短期間でレフェリーの存在はフェードアウト。
いつしか、カウントは頭の中で数える「レフェリーは自分」というスタイルに
なったのでした。
そんなわけで、とにかく印象が薄い。
現在、このレフェリーは「カミロボプロレスリング赤鬼」で
団体関係者として第2の人生を送っています。
実際のプロレスでも、レフェリーが巡行中に外人レスラーの
通訳やってたりするんですけど、そんなイメージを重ねたりしています。
余談ですが、「手でカウントを打つ」というスタイルは
撮影されるようになってから、分かりやすくするために作ったスタイル、
「カミロボ エンターテインメントスタイル」です。
いわば、プロのスタイルです。
さすがに1人でそこまでやるほどのテンションは
持ち合わせておりません。(ヤスイ) |